人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ドイツ在住・おてんば娘の日記です


by aki-sachi-yu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

聖金曜日。

いいお天気です。
今年は急に暖かくなったのと、ここ4,5日雨も降らず、寒波にもめずらしくみまわれずで、
桜満開。木蓮も満開。
おにぎり持ってピクニック。。といきたいとこですが、そう浮かれてもいられない状況で。。。とほほ。
今日は重い腰を上げて、「練習する。*1」と家人に公言したら、
「お~。今日だけはやめてくれ。
Karfreitag(受難日*2)はドイツでは、最大のキリスト教行事の日だし、プロテスタントにとっては、もひとつ特別な日だから。。」ということで。。。
「しょんぼり。。。ふふ。。。言い訳できた。。バンザイ。」練習やめ。ネットで調べ物。ブログ訪問。

午前中は、テラスへの扉を全開にしてアイロンがけ。
You Tubeで「お笑い」見ながら。。。 

こんな贅沢がタダでできるなんて。。便利になったもんだわ~。
まったく関係ないんですが、マイブームは美川憲一で、ことのはじまりは、
カーニバルの行進をみかけた2月のおわり、仮装衣装のキラキラ帽子をかぶって、写真撮影したら、
さしゃが、めぐミカワと言い出してYouTubeで検索。

そんでびっくりして、大尊敬。

声がね、全然変わってないんですわ。
35年前の私が知ってる頃と。
揺れたり、嗄れたりせず、ほとんどあのまま。
キーも同じ。
なんだか品がある。女性の(笑)。
美川さんほどみんなから真似された人もいないんじゃないかしら。。
歌もむつかしい。 

あ~。ドイツの生活と全然関係ない。


ちなみに桑田ケースケのひとり紅白。一緒に歌って、ああたのし。



これからは、アイロンがけとテレビセットにしよっと。
   



*1練習する=大きな音が出る。
*2kARFREITAG=キリストの受難と死が記念され、聖金曜日ともいわれる。
# by aki-sachi-yu | 2009-04-11 01:31 | おしゃべり

至福の時間

さっぶ~ってしつこいですな。
Shneeregen=Snowrain=雪雨。みぞれですわ。

立ち仕事が続き、肩と背中パンパン、脚は棒になり、首はこりこり。
念願のタイマッサージに行ってきました。
マッサージ師のWさん(童顔が可愛いのでW君)経営のマッサージサロンは交通の便も良い街中の一角。 
ご主人(ドイツ人。。。048.gif048.gifの夫婦)と一緒にリフォームしたという室内は
白と明るい木目で統一された落ち着いた雰囲気。
環境音楽が静かに流れます。

用意された白いTシャツとゆったりしたタイのズボン(今日は淡いピンク色だった。)に着替え足湯。足も洗ってもらって、タイの全身マッサージは、筋に沿って指で押したり、ひじで力を加えたり、足をてこにして筋を伸ばしたり、仙骨の上に乗ったりこれは指圧系と言えるかな?

ドイツのマッサージは、時間も20分と短いし、ちょっとものたりない。(処方箋で健康保険がおりると言う利点はある。)
指で押したあと肌の表面を手のひらで流すように丸くさする。
これが、私には気が散っていくように感じる。
もちろん施術を施す人によっても違うんでしょうが。

私を施術してくれたタイ人のLさんは推定30歳、大きなお目目のチャーミングな女性。
彼女の暖かく力強い手にゆっくり触れられて、私の吐く息は深くなってくる。
「あ~。この人信頼できる。」 
身体と心のバリケードがはずされる。
普段気が付かない身体の奥にあるしこりは、はじめ麻痺していて大きさや硬さがぼんやりしている。 
「こんなところがこってるんだ。へ~っ。」
まるで結び目のように固まったしこりは、Lさんの手と足と身体の重みとエネルギーでゆっくり力を加えられてほろほろとほどけていくよう。

ほどけてリラックスしていくのに、私はどんどん元気になってくる。

胡坐をかいて座って頭のマッサージまで賞味1時間半。
緑茶をいただいて、足湯あわせて計2時間コース。

鏡をのぞくと私のお目目もぱっちり。

心からお礼を述べて、帰宅しました。







立ち仕事がんばるぞ~! 


めぐミルク
# by aki-sachi-yu | 2009-03-28 05:51 | オテンバ生活 in Germany

Winnenden の惨事。

ケーラー大統領の弔辞は平易で、語りかけるような文章でした。
このような惨事が起こってしまったことで、私達がいかになす術を見失ってしまうか、
失意と絶望と後悔にさいなまり、ただ、「なぜ?」と言う言葉が何度も繰り返され、
普通の生活があっという間になくなってしまうかを述べた後、ケーラー氏は続けました。

「この惨事が起こってしまったことに意義を見つけることは出来ません。
しかし、私達を必要とする誰かがいる限り、私達に課題がある限り、私達の人生は無意味ではないのです。
大変苦しい思いを過ごしたこの数日間に私達は、人生における本当に一番大切なことを身を持って実感する事が出来ました。

一番大切なことは、傷つき、助けを必要としている人のことを感じ取ることです。 
一番大切なことは、お互いに相手のことに心をくだき、お互いを受け入れ、お互いのためにそこに存在するということです。」

一刻も早く極端に暴力的なコンピューターゲームと映画の公開が禁止されなければいけない事。
そして私達皆が、自分の人格を大切にして、何を見るか、どのゲームをするかを自ら判断し、いかに良いお手本を友人に、子供達に、人々にひきわたしていかねばならないかを述べた後、現在の世の中の風潮、いじめ、仲間はずれに触れ、
「相互理解と相手を受け入れるという事とお互いに助けあう事のために一番大事な基盤は、
その人をそのまま認めることです。」と続けました。 

なくなった方、犠牲者の家族にお悔みを述べられ、そして犯行に及んだ少年の家族も息子を亡くしたという事実に触れられたとき、大統領の声は震えました。 




この事件に関わったすべての方にお悔み申し上げます。

この苦しい日々を耐えるための力と
希望を再び取り戻すための力が、わきあがることをお祈りしています。 




めぐミルク
# by aki-sachi-yu | 2009-03-25 07:10 | オテンバ生活 in Germany

Nichts ist mehr...

この文章に引っかかって1日が過ぎてしまった。 
Nichts=無、Nothing
ist=ある、be
mehr=より以上、more
 
この文章が、「もう何も残っていない。」と言う意味なのか、
前出のWeniger ist mehr。「少ない方が効果大。」のように「無とは豊かなり。」となるのかどうかが、わからなかった。


次に続く文章は、
wie es war.

wie=どのように、How
es= それ、it
war=~だった,was(be動詞過去)


これは、問題なく「あの頃のように.」

これをあわせて、
①昔のように、何も残っていない。 
②昔のようには、何も残っていない。 
③昔のように、無のなかには、、無を超えた豊かなものがある。

と、なんだかどれも本文の内容とあわないし、特に③の解釈は禅問答か?おまえ。

そんでドイツ人に質問してみました。

そしたら、この3つともまちがいで、
正解は

「昔そうだったものは、今や跡形も無く変わってしまった。」ほとんど否定的な意味で使われるとのこと。

Es ist nichts mehr so,wie es war. 

この文章を詩的にすると、

Nichts ist mehr,wie es war.

になるらしい。

私は「文法ぬき、実践ドイツ語習得」の方法で日常をこなしていますが、そんでも主語と述語と形容詞ぐらいは説明してもらいたい。
それがネイテイヴドイツ人には、またやっかい。 

そんなこんなで、1日かかってしまった。 

この文が出てきたのは、銃散弾事件犠牲者合同葬祭で読み上げられた、連邦大統領のケーラー氏の弔辞。
先日3月21日土曜日、葬儀は、ここの州の全教会がそろって追悼の祈りを込めて鐘を鳴らした中、事件のあったW町で、カトリック、プロテスタント両司祭の元開催されました。 

続く。


めぐミルク
# by aki-sachi-yu | 2009-03-23 02:32 | オテンバ生活 in Germany

春分

春分を向かえめっきり寒さも増すS市です。わっはっはっ。
日照時間が日に日に長くなり、日射角度も変わってきて、小鳥はさえずり、クロッカスも咲き始めうきうきと
朝食の窓辺からテラスを眺めると、
室外温度計は、零下2度。 

うそやろ~?げ~! 
どうりで、昨晩も足が冷たくて寝付きにくかったわけだわ。 
またタイツにレギングスにブーツ。。もう飽きた寒いの。
しかし花粉症は静かにしのんで来ておる。
職場でくしゃみする人突然増えてきたもの。 

それにしても行く、逃げる、去る。。とはよく言ったものですな~。
三月も後半に差し掛かり、4分の一年が過ぎようとしています。

春分に寄せる言葉。見つけました。


執着を手放す。
 
不安や恐れを手放す。
不必要な物を脱ぎ捨てて
勇気を持って夢に近つ”き
春にふさわしい新しい自分自身を発見する。 

脱皮するがごとく、古いマントを脱いで、
軽やかにスキップしたいもんです。


めぐミルク
# by aki-sachi-yu | 2009-03-22 04:59 | オテンバ生活 in Germany